ろう者の中には、伝統的な「あだ名ゲーム」という遊びが ある。
その「あだ名ゲーム」がきっかけとなって起きた「あだ名ゲーム事件」と呼ばれる 事件には、恐ろしい噂が残されていた。 昭和の始め頃、聾学校には、手話の使用を禁じ、全て口話で教育を行うという方針があった。その頃、ある聾学校の生徒3人が、先生の目の届かない場所でこっ そりと手話であだ名ゲームをしてい た。しかしある日、先生に見つかり
、生徒の1人が先生に頭を殴打されて死亡してしまう、という悲惨な事件があり、その聾学校のあった場所は現在でも心霊スポットとなっていた 。
2014年8月、ある聾学校の生徒3人は、「あだ名ゲーム事件」の心霊スポットの情報をインターネットで手に入れた。3人の好奇心は高まり、3人はその心霊スポットへと向かって行った...。